2023年7月5日に、Facebookに投稿された、オーストラリアのビーチで撮影した画像が話題です。
上半身は人、下半身は魚のような、その死骸は「人魚では?」との声も多く上がっているようです。
人魚が実在したかもしれない!?なんて、とても興味深いですよね。
今回は、この不思議な死骸について調べてみました。
【画像】オーストラリアの海岸に人魚!?

オーストラリアの海岸で、体長6フィート(約183センチ)の人魚のような姿をした死骸が発見された。多くの海水浴客は困惑したというが、発見者がSNSにその死骸の写真を投稿すると、ユーザーからは「人魚では?」「人間のものに見える」といった声や様々な動物の名前があがった。米ニュースメディア『Knewz』などが伝えている。
Techinsightより
人魚と言えば、伝説や童話、ディズニー映画の「リトルマーメイド」で有名ですね。
しかし、その存在は架空の存在とされています。
このオーストラリアのビーチに現れた死骸が、もし人魚だとしたら大事件です!
死骸が発見された、オーストラリアのクイーンズランド州ケッペル・サンズのビーチの地図はこちら↓

ケッペル・サンズ(Keppel Sands)は、静かでのどかな小さな町です。
オーストラリアのビーチで見つかった死骸とは?
この死骸を発見し、Facebookに投稿したのは、
オーストラリア クイーンズランド州イーミュー・パーク在住のボビイ=リー・オーツさんです。
オーツさんは、発見したものが、誰かの死体か新種の生物を見つけたと思い、写真を撮影したのだそうです。
詳細はこちら↓
【体長】6フィート(約183cm)
【状態】ほとんど白骨化し一部腐乱。
【特徴】下半身が魚に似ていて、哺乳類のような胸郭と背骨、頭は人間の頭蓋骨のようにも見え、皮膚の一部には牛やカンガルーのような毛が生えている。
体長約183cmを人間に例えると、高身長です。
男性モデルに求められる身長が185cm以上、女性モデルでは170cm以上と言われるので、
万が一、今回発見された死骸が人魚だとすれば、物語の様に男女いずれかのモデル級の姿をしていた可能性も?
ただ、「皮膚の一部に牛やカンガルーのような毛が生えている」というのが気になりますね。
人魚の死骸に対する専門家の見解は?
海洋生物の中には、奇妙な形や見た目を持つ生物も存在します。
専門家の見解はどうなのでしょうか?
死骸の写真を見た英ロンドン動物学会のロブ・ドーヴィル氏の見解は、こちら↓
これは間違いなく小型のクジラ科のものに見えます。しかしながら私はこの地域に精通しておらず、そこに普段どんな種の生物がいるかよく知らないので、これ以上のことは言えません。
ドーヴィル氏をはじめとする専門家達は、イルカ、クジラ、シャチなどの海洋生物の可能性が高いとの見解ですが、
明言は避けています。
確かに、例えば、世界最小クラスのクジラの仲間で知られる「スナメリ」(英名:Finless Porpoise)は、

体長は約1.7mほどで、体長だけで言えば可能性は無くもないですが、
表面はツルツルで「牛やカンガルーのような毛」は見られません。
さらには、主な生息地域は、インド、中国などアジア圏近海域の沿岸部とされています。
また、発見者のオーツさんも、実際に見た当事者として、専門家達の意見とは違うようです。
それが何なのか未だに分かりません。誰かが答えをくれることを期待していましたが、寄せられた意見が全部違うため、あまり説得力がありませんでした。それに、私たちの住む地域について『よく知らない』と言われたら、なおさら納得できませんよね。
Techinsight『The Daily Star』インタビューより
ますます謎は深まるばかりです。
まとめ
今回は、オーストラリアの海岸で発見された死骸について調べました。
発見された死骸は
- 体長が6フィート(約183cm)
- ほとんど白骨化し一部腐乱
- 下半身が魚に似ていて、哺乳類のような胸郭と背骨、頭は人間の頭蓋骨のようにも見え、皮膚の一部には牛やカンガルーのような毛が生えている。
以上のような特徴がある。
専門家はの意見は
・小型のクジラ科のものに見えるが、明言はできない。
現時点では、人魚の存在は科学的に証明されておらず、あくまで架空の存在です。
しかし、いまだ未知の生物や深海の生物の発見がされているので、人魚の存在を否定もできないのではないでしょうか?
まだまだ未知の世界があるかもしれないと思うとワクワクしてしまいます。