渋谷博仁の女性達とのハーレムが出来るまで。一度は解散宣言も!?

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2023年2月7日、東京都東大和市で一夫多妻生活を送っていた「ハーレム男」こと元占い師の渋谷博仁容疑者が、元妻である渋谷千秋容疑者と共に10代女性に対する準強制性交未遂の疑いで逮捕されました。

渋谷容疑者は17年前の2006年にも、20代女性に集団生活に加わるよう脅したとして、脅迫と強要未遂で逮捕されています。

この日本で「一夫多妻」「ハーレム」というものが存在していた事が驚きです。なにかの宗教かとも思ってしまいます。そんな信じられない「ハーレム」を渋谷博仁容疑者がなぜ、どのようにして作っていったのかを調べてみました。

マスクをした丸刈りの男が連行される様子
日テレNEWSより
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目次

渋谷博仁の女性達とのハーレムが出来るまで

2000年占いを始める

1999年に最初の妻との離婚の後、2000年から資格がなくてもできる仕事として占いを始めます。2006年逮捕直前に行った「週刊ポスト」の独占インタビューにて、当時の心境を語っています。

(2006年逮捕の)6年前に最初のカミさんと分かれてから色々と考えるようになった。男だったら、これまで夢見ていた生活を実現しようと思った。離婚後、無職で無資格でできる仕事として占いを始めた。

また、当時の産経新聞が取材した逮捕後の供述によると、

1999年ぐらいから(占いを)勉強した。もともと高校生ぐらいから(占いに)興味があった。占い師という肩書は形だけで、女性を集める口実。専門書は買ったけど理解できなかった。

と語ったとされています。

そして、占いを始めた渋谷容疑者は、占い師のアシスタント募集の求人広告などによって集められた複数の女性と共同生活をスタート。その後も同居する女性達に他の女性を勧誘させたりして人数を増やしていきます。

渋谷博仁の占いの手口とは

占ってもらう事やアシスタント募集の面接が、そのままハーレム生活へ とは普通はなりません。では、どのような手口を使って女性をハーレム生活へと誘導したのでしょうか。

2005年の取材では「夢で見た『もてる呪文』を唱えると女性が集まるようになり、現在は一夫多妻制のような共同生活をしている」と話したそうですが、一方で、女性に暗い部屋で黒い目出し帽姿になり、相手の顔にランプの光を近づけ、恐怖感をあおる話をしていたとされたり、当時ハーレム生活を送っていた女性の母親によると

「渋谷から『霊がついている』と言われ、除霊のために共同生活を始めた。『私は自衛隊幹部。周りにはスパイがいる。ここを出ていけば、殺されたりする』と言われ、身も心も支配されていったようです」

文春オンラインより

と語ったそうで、女性達に恐怖を植え付け洗脳をしていたようです。

実際、2006年1月に逮捕された際に、自宅から高圧電流銃や「催眠術師になりたい」という書籍が押収されました。書籍「催眠術師になりたい」に至っては、暗い部屋で光を見詰めさせる「光点凝視法」など、渋谷容疑者が実際使っていたとされる催眠技術も書かれていたそうで、ハーレムを作る上での教科書だった可能性があります。

逮捕後、渋谷容疑者自身が

恐怖心を与えるため脅し文句を使った

と容疑を認める供述をしていたとされます。

生活費は女性達が用意

渋谷容疑者は当時から体調不良を理由に働いていません。生活費全般はハーレムの女性達がコンビニや薬局、スーパーのパートなどで家計を支えていました。また、その女性達の仕事先で別の女性をハーレムに勧誘も行っていました。実際、2023年逮捕の被害者の10代の女性は、元妻の千秋容疑者のアルバイト仲間でした。

ちなみに、2006年にハーレムで暮らしていた女性達は全員髪が長く、色白で薄化粧という共通点があったそうです。

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一度はハーレム解散宣言も!?

2006年の脅迫と強要未遂で懲役1年6カ月、執行猶予4年の有罪判決を受けた後

『拘置中に色々と考えて気持ちが変わった』と言い、『同居した女性たちには全員実家に帰ってもらう』『自活の道を選んで彼女たちとは別れる』と集団生活をやめると法廷で約束していたほか、『こんなことは2度とやりたくありません』と反省の弁をとなえていました

文春オンラインより

と、ハーレム解散宣言とも取れる発言をしていたようです。

ただ、実際は2023年の際に明らかなように、ハーレムが解散されることはありませんでした。

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ハーレムの女性達は幸せだったのか?

女性達が幸せだったのかは分かりません。ただ、2006年逮捕、本気だったどうかは分からないハーレム解散宣言後も一夫多妻生活は続いていて、女性達が監禁されて行動の自由を奪われている様子も無いといいます。

「もともと仕事や家庭の問題を抱え、閉塞(へいそく)状態にあったのではないか」と推測する。“一夫多妻”の暮らしを続ける女性のなかには、職を転々としていたり、友人の自殺など悩みをかかえていたりしたところを誘われた人もいた。「どう生きていけばいいか分からず、わらをもすがる思いの中、『ここにいれば安全』と不安をあおられ、依存してしまったのだろう」~中略~「一種の『疑似家族』であり、楽しいというのは本音だろう」。その上で「人数が増えるに従い、同じ価値観を共有できることが幸せと感じるようになったのだろう。親との関係が希薄な中、初めて家族の温かさを知ったのではないか」

産経新聞より静岡県立大助教授談

また、2005年の夏頃、「娘が共同生活をしている」と聞き、高齢夫婦が奪還に訪れた際には

「娘さんの手を取って連れ帰ろうとしたら、スプレーを吹き付けられたそう。眼を押さえながら『眼に何かをかけられたので、洗面所を貸して下さい!』と言っていた。警察に相談したが、娘さんに『好きでここに居るんだから帰らない』と抵抗され、泣く泣く帰っていった」(近隣住民)

文春オンラインより
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まとめ

ご近所トラブルを起こしていた様子も無く、ご近所の評判も決して特別悪い感じでもないのに、現状一緒に生活している女性達だけでは飽き足らず、無理矢理他の女性にも手をだそうとする下心さえ無ければ、近頃は多様性の時代ですし本人達が良いのなら、良いのではないかという気がします。

ただ、大切な娘には、娘だけを愛してくれる相手と幸せな家庭で生きて欲しいという親心を思うと、切なくなります。夫婦の形はどうであれ、女性を無理矢理どうこうするのは言語道断です。女性同意でハーレムを作るのは勝手ですが、ちゃんとハーレムの女性達を悲しませないように愛してあげて欲しいものです。

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