テレビの中継画面で頻繁に映り込むある男性が話題になっています。
たまたま中継に映り込んでしまったのではなく、映り込んでみたわけでもない。
狙って中継画面に映り込みに行く「映り込み師」とも呼ばれる男性。
いちいち画面に映り込み、存在感を発揮する男性に気付いた視聴者からは批判の声も上がっています。
しかしその一方で、有名人に認知され認められている存在でもあるようです。
今回は、そんな映り込み師・増井孝充さんについて調査してみました。
増井孝充(ますいたかみち)のプロフィール
【名前】増井 孝充(ますい たかみち)
【あだ名】エキストラの帝王
【生年月日】1967年or1968年生まれ
【年齢】55歳(2023年4月時点)
【出身地】三重県
家族構成は3人
増井さんの家族構成は3人。
増井さん自身は結婚はしておらず独身。
母親は増井さんが18歳の頃に他界。
父親は居ますが、増井さんの活動には無関心なのだそう。
兄妹は5歳離れた妹が居るそうですが、20年以上前に嫁にとついだきり会っていないそうです。
初めての映り込みは「すしざんまい」
増井さんが初めて全国区の映像に映り込んだのは、2017年か2018年のお正月。
毎年1月5日に行われる築地市場の初競りで、大間のマグロを落札した、すしざんまい・木村清社長のインタビュー映像です。
思わずガッツポーズしてしまいました。会ったこともない誰かが、僕のことを見てくれたかと思うと、背筋がゾクゾクするほど嬉しかったです
集英社オンラインよより
夕方のニュースで映っていた増井さんは、影に隠れてしまい少しだけ映っていた状態。
しかし、増井さんにとっては相当衝撃的な出来事だったそうです。
増井孝充(ますいたかみち)の学歴
出身中学校は?
増井さんの出身中学校は、分かりませんでした。
増井さんの出身地が三重県津市のようなので、地元の中学に通っていたと思われます。
情報が分かり次第更新します。
出身高校は三重県立白山高等学校
増井さんの出身高校は、三重県立白山高等学校(はくさんこうとうがっこう)です。
偏差値は「37」。
三重県内の高校155校中150位です。
なんと!白山高校は2023年放送のTBS系ドラマ日曜劇場「下剋上球児」のモデルとなった学校です。
弱小だった野球部が甲子園初出場を成し遂げる奇跡がドラマ関係者の心に響いたようです。
実話を元に作られた感動的な内容です。
母校がこんな風にドラマのモデルになるなんて、とても誇らしいですね。
しかも、増井さんは高校時代に生徒会長をつとめていました。
当時の野球部の様子などを知っていたでしょうし、母校の甲子園初出場やドラマ化はとても嬉しかったでしょうね。
増井孝充(ますいたかみち)の映り込み師のキッカケは?
増井さんが「映り込み師」として本格的に活動をするキッカケとなったのは、映画「DOG×POLICE 純白の絆」。
当時、地元の三重の工場で働いていた増井さん。
2011年3月11日に起きた東日本大震災のあおりを受け工場が停止、1ヶ月の特別休暇に。
そこで、やる事が無かった増井さんは映画「DOG×POLICE 純白の絆」のエキストラに応募。
その撮影現場で見た市原隼人さんや戸田恵梨香さんの圧倒的オーラに、増井さんの長年抑えてきた「目立ちたい欲」が爆発したそうです。
そしてこれをキッカケに、増井さんのエキストラ活動と映り込み師活動が本格始動したそうです。
増井孝充(ますいたかみち)にウザイと批判の声も!
わざと画面に映り込み存在をアピールする増井さんには、やはり批判の声が多く見られます。
- 映り込みおじさんの増井孝充いるやん…。しかも審判の真後ろ。 やめてくれよ…。キモい。
- 増井っておやじ。 よくテレビの中継に 映り込みをするオヤジ。 とうとう出演まで。 こいつ、取り上げたらダメだよ。 マスコミというか、 どんだけ視聴者に 目障り、不快なのかわかってない
- エキストラの帝王はどこにでもいるからうざい
- 増井孝充、ここにもいる。うぜえ
- また、エキストラの帝王増井かよ! 不愉快だ!
わざと映り込む事に不快感を覚える人が多くいるようです。
ただ、世間からの批判が多いことは本人も承知の上のようで
「ハタから見たら痛いオッサンだってわかっているんです。それでも、『テレビに映ったのを見たよ』と地元の友達から連絡がくるのは嬉しいし、最近は街で声をかけられることも増えてきまして。『あれ? もしかしてテレビによく映り込んでる人ですか?』なんて言われると、この活動を続けてきてよかったなって。貯金もなくなって野宿するハメになりましたけど、一切後悔はありません!」
集英社オンラインより
本人も自覚はあるようです。
それでも折れずに続けるメンタルは、逆にスゴイとも感じてしまいます。
ネットでは否定的な反応が多いですが、肯定的な反応もあります。
続ける事で、受け入れる人も増えるかもしれませんね。
【画像】増井孝充(ますいたかみち)の映り込みのこだわり
増井さんの映り込み画像の一部を紹介します。
宮中茶会の映像に映り込む増井さん。
この茶会では他にも、浅田真央さんのすぐ後ろまで近づくなど、大胆な映り込みをしています。
2020年に大相撲初場所で息子の初優勝に涙する徳勝龍のお父さんの隣に映り込む増井さん。
2023年のWBCの中継に映り込む増井さん。
他にもWBCの中継に7、8回映り込んでいます。
かなり大胆に映り込んでいますよね。
不必要に映り込む増井さんですが、増井さんなりのこだわりもあるようです。
そのこだわりとは
興味のないイベントには行かない
なので、台風中継や事件事故現場には、映り込める可能性が高くても行かないそうです。
増井さんなりに、不謹慎になり過ぎない場面を選んでいるよう。
誰かが悲しい想いをしている画像には映り込まない、増井さんなりの流儀なのかもしれませんね。
増井孝充(ますいたかみち)が映画のモデルに!?
何かと批判の声が多い増井さんですが、実はスゴイ人でもあるのです!
あの園子温監督の映画「エッシャー通りの赤いポスト」のモデルが、なんと!増井さんなのです。
僕の映画にしょっちゅうエキストラで来て、もう目立つ目立つ、ウザいぐらい目立って、お前もう二度と来るなって一回怒ったぐらいの男がいて
園子温監督がこう話すエキストラがまさに増井さんです。
そんな増井さんに発想を得た映画「エッシャー通りの赤いポスト」は、エキストラにスポットを当てた映画。
きちんと映画の中には「エキストラの帝王」という役柄も存在しています。
ただし、「エキストラの帝王」を増井さんが演じることはなく、増井さんはエキストラで出演しています。
それはなぜか?
演技が出来ないんで、彼は
分かりやすい理由でした。
他にも、増井さんのエキストラっぷりに触発された芸能人が!
落語家の三遊亭はらしょうさんが、増井さんの姿に触発されて、エキストラを題材にした落語を完成させたそう。
増井さんのそのキャラクターに影響される人もいるようです。
増井孝充という男性は、良し悪しは別として、周りに影響を与えるキャラクターの濃い人物のようです。
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他にも色々な場所で映り込みをしているみたいです。
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