2023年3月18日に第95回センバツ高校野球大会開会式が行われました。新型コロナの影響を受けた過去の開会式では、初日の1回戦3試合に臨む6校のみの参加でしたが、今回の開会式では4年ぶりに全出場校が参加して行われました。
その開会式で、国歌「君が代」を独唱した女子高生の中村心澪さんが話題になっています。
今回は、センバツ高校野球大会の国歌斉唱の大役を見事に果たした中村心澪さんを紹介します。
【センバツ開会式】中村心澪が君が代を独唱
中村心澪は天才女子高生
中村心澪(なかむら みれい)さんは、香川県の高松第一高校の音楽科声楽専攻に通う3年生です。
歌を始めたのは小学校1年生。姉のピアノの先生に童謡の歌を教わりました。
その後、2022年に開催された第76回全日本学生音楽コンクール声楽部門・高校の部で1位、第76回滝廉太郎記念全日本高等学校声楽コンクールでも1位を獲得。そして、若い声楽家の登竜門とされる全国大会2冠の快挙を成し遂げた中村さんに、2023年第95回センバツ高校野球大会開会式で国歌「君が代」を歌う大役を任されたのです。
中村さんは、舞台は初めてではないようで、市のイベントでのコンサートでも独唱を披露しています。また、2022年夏の全国選手権香川大会の開会式でも国歌独唱の経験があり、球場で歌うのは2回目。初めての「野球の聖地」甲子園を見て「広々としているので気持ちよさそう」「しっかり練習をして臨みたい」と話しました。
大舞台での、この落ち着いた感じ。大物の予感を感じさせます。
中村心澪の亡き祖父の願いとは?
2022年の夏に亡くなった、中村さんの父方の祖父の勝(まさる)さんが野球がとても好きで、中村さんに「(甲子園の開会式で)歌ってほしい」と話していたそうです。
聖地には「祖父が導いてくれたのかな」と感謝し、「本番も見守ってくれていると思う」と笑みを浮かべる。
KSB 5chより
甲子園の地で歌うことは、おじい様の夢でもあったのですね。
中村心澪が君が代独唱を終えて
テレビで見ていたのとは違って、圧倒されました。やっぱり人が多くて、球場に入った途端に圧倒されて…。自分がここで歌ったことが信じられないです
と言いながらも、大観衆の中で「君が代」を見事に歌い上げた中村さん。自己採点は
120点です!
まずこの舞台に立てたことに『ありがとうございます』と思いながら、感謝の気持ちを込めて歌いました
とても初々しくて、清々しい人柄が伝わりますね。
中村心澪の将来の夢は?
音楽科声楽専攻に通い、センバツ開会式での君が代独唱を見事にやりとげた中村さんの将来の夢は「どんな言語にも対応し、さまざまな表現ができるオペラ歌手」なのだそうです。
【センバツ開会式】中村心澪の圧巻の歌声に世間の声は
- すごい。 君が代で初めて涙が出たわ。
- 見事な独唱でした。将来が楽しみです。
- 素晴らしかった! 彼女が母校の生徒であることが誇らしいです。将来が楽しみでなりません。
- テレビで観ていましたが、名前を覚えておくべき逸材だなぁと感じました。 いずれは、この名前が知れ渡ることになるそんな未来を想像しました。
- センバツ開会式で国歌歌った中村心澪さん。 素晴らしすぎてマジで感動。 今大会イチの超ド級の高校生かも?
- 中村心澪さんの国歌斉唱、素晴らしくてちょっと涙が出た
- 高校生とは思えない素晴らしい歌唱力です。将来が楽しみですね
- 野々村さんの時にも震えたけど、こんなにも神々しく美しい歌声が再び聴けるとは!
- ホント 素晴らしい 感動しました。どうもありがとうございました
- あぁ本当に素晴らしいです。君が代歌詞の厳かさが若々しい伸びやかな美声の調べに、躍動する選手たちの感動試合を期待せずにはいられません。オペラ歌手として心澪さんのこれからの成長、活躍に期待します。
どれも、大絶賛の声ばかりでした。中村さんの素晴らしい歌声が多くの人の心を打ったのですね。
まとめ
センバツの開会式での大舞台で君が代独唱を見事やり遂げた中村心澪さん。全国大会2冠という実績からみても、将来本当にオペラ歌手として活躍する姿が見れるような気がします。将来がとても楽しみなスーパー女子高生ですね。