元フィギュアスケートペアのソチオリンピック日本代表で、世界選手権銅メダリストの高橋成美さん。
引退後は、松竹芸能所属のタレント・女優でありながら、日本オリンピック委員会(JOC)の理事に大抜擢!
JOC初の20代最年少理事の誕生です!
高橋成美さんが大抜擢された理由の1つには、高橋さんの語学力の凄さもあると思われます。
今回は、高橋成美さんの語学力についてと、その一方で天然な面もあるようなので調べてみました。
【7ヵ国語】高橋成美の語学力がスゴ過ぎた!

高橋成美さんは、なんと7ヵ国語が話せるマルチリンガルです。
どの国の言葉を、なぜ話せるのでしょうか?
〈1・2ヵ国語目〉日本語・中国語
まず、母国語である日本語。そして、中国語です。
高橋さんの父親の転勤で、小学4年生から中学2年の終わり頃までの約5年間、中国・北京に移住していました。
中国では、中国のフィギュアスケートのジュニアナショナルチームに所属。
高橋さんが、シングルからペアに転向したのが、この時期。
ペア大国である中国人選手のペア演技の美しさに衝撃を受けたのだそうです。
そうした中国の生活の中で、中国語は自然に身につきました。
順調に実力を伸ばす高橋さんに対し、中国フィギュアスケート協会は、指導と練習場を引き替えに中国籍への変更を迫ります。
しかし、中国籍に移すことはせず、指導も練習の場も絶たれた高橋さんは、中学2年生の頃に帰国しました。
なんだか、スポーツの世界に国が絡んだ、後味の悪い話です。
しかし裏を返せば、高橋さんの実力が、それ程凄かったという事ですね。
〈3ヵ国語目〉英語
英語は、中国・北京から帰国後、インターナショナルスクールに通って身につけました。
羽生結弦選手が、2012年に練習拠点をカナダへ移す前には
英語をどう勉強すればいいの?
と、高橋さんに相談したそうです。
いっぱい(英語)喋ればいいよ。最初はスケートの言葉とかを喋って。Why?とかだけ覚えれば大丈夫!
と軽いアドバイスをした高橋さん。
要は場数ということでしょうか?
羽生選手と高橋さんの、仲良しエピソードですね。
〈4ヵ国語目〉フランス語
高橋さんは、日本の千葉・渋谷教育学園幕張高校に進学していましたが、途中、カナダのモントリオールに拠点を移しています。

そのモントリオールの公用語がフランス語です。
カナダは英語圏のイメージでしたが、フランス統治時代の名残が色濃く残るモントリオールは「北米のパリ」と呼ばれているそうです。
高橋さん曰く、フランス語は聞き取りが少しできる程度で、フランス語の発音は無理だったそうです。
海外の練習は英語でされるそうなので、日々の生活に支障がない程度のフランス語が身についたということなのでしょう。
〈5~7ヵ国語目〉スペイン語・イタリア語・韓国語
スペイン語・イタリア語・韓国語は、これまでのように生活上で身につけたのではなく、自身で勉強をして習得されたようです。
スペイン語は、国際大会で訪れたことがキッカケに。
イタリア語は、スペイン語に発音が似ているから。
韓国語は、韓国ブームの影響受けてでしょうか?
大学時代にロシア語も学んでいたようなので、もしかするとロシア語も少しは分かるのかもしれません。
7ヵ国語、もしくは8ヵ国語ができる世界ってどんなものなのでしょうか?
間違いなく、人のつながりもずっと大きくて、視野の広い世界レベルな考え方ができそうですね。
高橋成美の天然と賢さのギャップにビックリ!
偏差値76の渋谷教育学園幕張高等学校、名門私立大学の慶応義塾大学出身、7ヵ国語が話せると聞けば、どんだけ頭が良いのかと尊敬しかありませんが
そんな賢い姿の一方で、高橋さんには、かなり天然な一面もあるようです。
①お尻にフタをして世界選手権
2012年の世界選手権。日本初の表彰台がかかった大事な舞台。
プレッシャーに押しつぶされ下痢に襲われた高橋さんは、(お尻に)トイレットペーパーでフタをして思い切り試合に臨んだそうです。
結果は、銅メダル!

この時の豪快な喜び方も話題になりました。
②社交辞令を真に受けてお宅訪問!
ある時、高橋さんは、フェンシングの太田雄貴さんと同じバスに乗合すことに。
そこで太田さんが、後列の人達を相手に、毎年三が日に新年会を開いているという話をしていて「ぜひ皆さんも来てください」と言ったのだそう。
その会話に参加していたつもりの高橋さんは、実際に1月2日に太田さんの家を訪問しました。
本当にやってきた高橋に、太田さんはビックリ!
しかし、ちゃんともてなされ、楽しく6時間を太田邸で過ごして帰ったそうです。
③マクドナルドで元気に!
高橋さんが、まだ現役選手で活躍をしていた頃のインタビューです。
―では、試合前のゲン担ぎはありますか。
「ゲン担ぎはないんですけど、マックを食べると元気が出ます。」
―ソチ五輪のときにもマックを食べられたとブログで拝見しましたが。
「オリンピック前・中・後に食べていました。会場はタダだったんですよ、マックが。」
引用:慶応スポーツ新聞会
「ゲン担ぎはありますか?」との質問に、マクドナルドを食べると元気が出ると答えているところが
なんだか天真爛漫ですね。
経歴を見るとスゴ過ぎて、一見近寄りがたいのでは?と感じてしまいますが、
高橋成美さんのキャラクターは、めちゃくちゃ明るく天真爛漫で、とても好感度が高いキャラクターです。