読売巨人軍・横浜DeNAベイスターズ・メジャーリーグでプレイをし、日米通算93勝を挙げた元プロ野球選手の高橋尚成さん。巨人軍時代は、実力がありながらも、その明るいキャラクターにより「宴会部長」を務めるなど、チーム内やファンからの人気が高い選手でした。
今回は、そんな高橋尚成さんの現在と過去に話題となった「尻出し」事件について紹介します。
高橋尚成の現在はアメリカで野球アカデミーを開校!
高橋尚成のプロフィール

高橋尚成(たかはし ひさのり)さんは、東京都出身の元プロ野球選手です。
1999年に、読売ジャイアンツにドラフト1位で入団。その後、2010年からはアメリカに渡り、メジャーリーグに挑戦。2013年には再び日本へ戻り、横浜DeNAベイスターズに入団し、2015年のシーズン終了後に引退されました。
現在は、野球解説者・野球評論家として活動するかたわら、アメリカ・ロサンゼルスに拠点を移し、You Tubeチャンネル『高橋尚成のHISAちゃん』を開設してYouTuberデビュー。2021年には「Hisanori Method Academy of Califorina」を開校して、日本人の子供達を対象に野球の楽しさを次世代に伝える活動もされています。
高橋尚成が現在、アメリカで野球アカデミーを開校した理由は?
高橋さんが開校した『Hisanori Method Academy of Califorina』略称HMAC(エイチマック)は、アメリカに住む日本人の子供達を対象とした野球アカデミーです。
現役時代から野球教室などで子供達と触れ合っていく中で、自分が今まで培ってきた技術や、経験してきた事を次世代の子供達に伝えていかないといけない。という想いから立ち上げられました。
夢は教えた子供達が、日本のプロ野球選手になったり、メジャーリーグ選手になることだそうです。
とても素晴らしいですね!
高橋尚成の野球アカデミー「Hisanori Method Academy of Califorina」(HMAC)とは?

年齢層は6歳から18歳
指導者は高橋さんと野球経験を持つアシスタントコーチの2名。子供達1人1人としっかりコミュニケーションを取れるように子供達の人数は制限しています。
コンセプトは「楽しく野球をする」
子供達に大人の技術論を押し付けるのではなく、上手くいかない事があれば、どうしたら上手くいくのか?ヒントを与えながら、子供達自身が考えて実践する形がとられています。
大まかに「ピッチングの日」「バッティングの日」「守備の日」と決められてはいますが、3回に1回くらいは何の練習がしたいかを子供達に話し合わせて決められます。

競争メニューも取り入れる
「子供のうちに勝った喜びや負けた悔しさを味わうことは大切」という考えのもと、制限時間1分のうち、体につけたテープを取られたら負けで、逃げ切ったら勝ちという「鬼ごっこ」や、グループに分けて競争させたりもします。
野球以外のスポーツも経験させる
「野球以外のスポーツからでも、野球で大切な動きだったり考え方だったりを学ぶことができる」という事で、野球以外のスポーツを体験させる事もあります。
ビジネスやスポーツ、その他いろいろな分野で活躍している人は、他から応用する力だったり取捨選択する力だったり、判断する感覚が研ぎ澄まされていると感じています。そういったものを子どもたちにはアカデミーで養ってもらえればありがたいと思います
Full-Count インタビューより
高橋尚成の野球アカデミー「HMAC」ではプロ野球選手の訪問も
あのメジャーリーグで活躍中で、WBC日本代表のダルビッシュ有投手が訪問!そして、チェン・ウェイン選手も!
なんて、羨ましいんでしょう!
過去には「尻出し」の黒歴史も!?
高橋尚成さんの巨人軍現役時代は、その明るさとサービス精神旺盛なキャラクターからとても人気のある選手でした。
その明るさを表す出来事の1つに「尻出し」事件が上げられます。
その「尻出し」とは、2000年に巨人軍が日本一となった祝勝会で、ナインからズボンを下げられてお尻を丸出ししてしまいました。

この出来事からも分かるように、新人ながらにチームのムードメーカーだった高橋さんは、当時の監督の長嶋茂雄監督から直々に「宴会部長」に抜擢されました。
さらに2002年のリーグ優勝の祝勝会では、ヒョウ柄のTバックを仕込んでいき確信的に尻出して大はしゃぎ。
その結果、日本シリーズで対戦する西武・伊原監督に「朝から不愉快だった。汚い。品がない」と言われ、原辰徳監督も「お前やめろ! そんなことするんじゃねえ馬鹿野郎!」と激怒、さらには妻からも「子どもがいるんだから、子どものために絶対やめて!」と大激怒されてしまいました。
この事がキッカケで、当時の一部ファンの間で同姓のチームメイトの高橋由伸さん(元巨人監督)と区別する為に、「高橋尻」という名前で呼ばれていました。
高橋さんが、2002年以降お尻を出すことはありませんでした。
そしてその後、「尻出し」の事を振られると『あの頃のことは忘れてください』と、だいぶ後悔をされているようです。
まとめ
2023年のWBCで日本代表のヌートバー選手への低い評価発言で炎上してしまう出来事がありましたが、高橋尚成さんは現役引退後から現在も、子供達に野球の楽しさを伝える為のアカデミーの設立など素晴らしい活動を続けておられます。
元プロ野球選手やメジャーリーガーに直接指導してもらえるアカデミーなんて野球少年にとっては夢のようではないでしょか?今後、このアカデミー出身の大物選手が誕生するかもしれませんね。